徒然日記20160726
睡眠不足なのか、最近の寒暖の激しさか、体調を崩す。
こうなると頭もうまく回らず、気持ちもネガティブになっていく。
システムエンジニアの業界では、徹夜とか当たり前という風習があるけど、コレでは、人間の能力を充分に発揮できないのは、当然でしょう。
表層的な問題に対して、解決策を提示するだけではなく、その裏に隠れる組織的な問題まで解決出来る仕組みを生み出さないといけない。
お客様への究極のお約束
ビジネス本はあまり読まないのですが、妻に勧められたので読んでみる。
自分自身が起業をするという話ではないが、社会人としてこの世の中を生きる上で、非常に重要な視点を再確認できたので、ご紹介。
個人起業家のビジネスコンサルティング方法を創出し、心理学、コーチング、NLPのトレーナーとしての知識と経験を加えて、起業家のプロディースをされているという星渉氏の書籍。
脱サラしてコーチとして起業しようとする会社員と、メンターとなる先輩とのやり取りをユースケースとして、ビジネスコンサルティング方法を解説している。
書籍の中では、起業する(起業するだけではなく、「月100万円を稼ぐ」が最終目標らしいが…)にあたって必要な要素の一つとして、「USP(Unique Selling Proposition)」を挙げている。 ビジネス用語としては、このような意味らしいです。
USP(Unique Selling Proposition)とは、日本では「独自の売り」あるいは「独自の売りの提案」として知られるマーケティング用語です。 「独自の売りの提案」を簡潔にまとめたフレーズであり、マーケティングコンセプトを端的にまとめたものと言えます。 関係者と共有することでマーケティングの軸を保つために利用するものです。
USP(Unique Selling Proposition)とは|株式会社つくるひと
「独自の売り」と一言でまとめてしまえば、それまでなのですが、書籍の中での捉え方が非常に分かりやすかった。それが、
USP = お客様への究極のお約束
つまり、「私にお仕事いただければ、あなたの◯◯という問題を解決することをお約束しますよ」ということ。
なるほど。非常にわかりやすい!
この捉え方は、起業家だけじゃなくて、すべての働く人に当てはまりますよね。
起業した人なら、対お客様。
ある企業に勤める人なら、対会社 もしくは組織。
結局のところ、自分という人間が、どういったお客様に対して、どんな価値を提供できるか、それを常に考えておくべきだと言うことでしょうか。
転職しながらスキルアップしてる方には、極々当たり前な話かもしれないけど、長年会社勤めしてきた自分には、かなり目からウロコなお話でした。
自分を製品・サービスに置き換えるのであれば、それを想定する顧客に、どう届け、どういった価値を提供するかを見つけるということで、キャリア設計もUXデザインのひとつと考えられそう。
徒然日記20160723
今日は、妻が美容院に行くとのことで、美容院がある渋谷まで、娘とプチ2人旅。
ベビーカーをせっせと押して、地元の駅へ。問題なく電車にも乗れて、渋谷駅に到着。さあ、ここからが大変。
実際に体験してみないと分からないとは、まさにこのことで、地下鉄から地上に出ようにも、エレベーターがない。案内板を確認しながら、上がったり下がったりとエレベーターを乗り継ぐこと、4台。やっとの想いで地上へ。
改善しろっ!と訴えるつもりはないですが、 想像以上に大変ですよね。どこのエレベーターもベビーカーで溢れ、乗れなくてやっと来たのを見送ることもしばしば。たまに、邪魔そうに睨みつけてくる人までいる始末。なんとも悲しい気持ちにさせられました。
相手、ユーザーの立場にたち、問題を捉え、解決策を模索していくことが、人間中心デザインの鉄則であり、自分もそれをずっと意識してきた。しかし、こうして日々新しい発見があるように、相手を理解し尽くすことは難しい。というよりは不可能に近い。
で、あれば、「相手のことを知ったつもりならない」と常に自分に言い聞かせ、まずは相手の行動や考えを素直に受け入れ、謙虚に向き合って相手を知る、それが何よりも大事かと感じた今日このごろ。
本ブログについて
筆者について
元々システムエンジニアとして社会人をスタートし、気づいたら研究の真似事をしながら生活をすることとなって、今に至る。
大学時代の専攻ともまったく違う分野に飛び込んだため、ほぼゼロからのスタート。そんな私に出来ることは「学ぶ」ことしかないので、とにかく多くの情報をインプットしてきました。
アウトプットしてない知識は語れない
しかし、業務の忙しさを理由に、アウトプットをしてこなかったこともあり、非常に消化不良を起こしており、なかなかインプットした情報を活かせてないのが現状でした。
結局自分なりにアウトプットしないと語れるようにはならない。そうしみじみと感じ、アウトプットすることで、知見を深め、自分の言葉として語れるようになるため、そして、なかなか人に伝える文書を書くことがない私の日本語の練習の場として、このブログに言葉を残していこうと思います。